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昼夜逆転を逆転!の朝。

大きな台風が二つも来てるせいか、神経障害の症状がひどく、
体中がしびれ、動けなくなる。
作業中に横になったまま、気がつけば朝〜!よく寝た。症状も軽減。
これを機に何度となく失敗してる昼夜逆転生活改善を試みる。

いつも寝る時間の朝8時から大掃除、洗濯2回!ソファのカバーも全部ひっぺがし洗いまくる。
植木に水やり、お風呂にゆっくり浸かり、筋トレ、呼吸法。
寝る前の一連の作業ですが、今回はここから1日が始まるのだ!
普通そうなんですけどね。

高校野球の決勝戦を見ながら最後になる作品の水張り。
水張りとは木製パネルに紙を濡らして張り付け乾燥させるんです。
するとパリッとなり描きやすい。
久々に大きな水張りをやったので汗だく。
横で息子がパソコンを使って作曲の仕事をしている。
画面にはミキサーやエフェクターやアンプが並び、
大きなスタジオで機材持ち込んで、ケーブルと格闘して、エンジニアと話し合い、
プロデューサーともめて、
何週間もかけたレコーディングはもはや今は不要なのか・・・。
進化に驚き、淋しい気もする昭和生まれ。

でも江戸時代の歌舞伎や落語・・・今でもありますが、
進化の度合いはすごいものだし・・・・
今時水張りして絵を描いてるのも古いのでしょうが、
勝てば官軍。ほっといてくれ。
あ、でも今回初挑戦の龍・・・ネタばらしをすると、禁断のマスキングテープを使って描いたのです。
禁断かどうか知りませんが、雪舟や北斎が見たら「ありえね〜っ」って言いそうです。
どんな技法か、もし展示でお会いしたら説明します。ひひひ( ̄▽ ̄)

初の和紙に墨絵。
難しいけど面白かった。もっと描いてみたいです。
山ほど練習したけど、本来練習するようなモノではないのかな・・・
シュパ〜っ!と墨で一気に描けたらカッコイイ。

スケジュールもバタバタなので、久々の根岸のアメリカンダイナー、明日はちょっとだけお手伝い。
週末に向けて一気に仕上げます。

日々暑いですが、空を見上げりゃ秋の雲。
ちゃんと公転してます。地球。
もう今年も終わるな・・・・歩が遅い自分が情けなく、飛行機見ながら泣いちゃったりして
ニーチェおじさんの自分を好きになる方法とか読んだりしてますが、
どうにも自虐の繰り返し。
そう、私は更年期パラサイトに侵食されているらしい。
笑顔を心がけよう。貴方が笑えば私も笑う。
私が怒れば貴方は泣くのね。
深夜に息子が帰宅し、いつも無愛想にしてるので、暗闇の中、パソコンの灯りだけの部屋で
ゆっくり振り向いて満面の笑顔を息子に向けたら、
「ひゃ〜っ」と言って逃げていった。ちっ!

悪意は目に見えるけど、愛情や優しさは目に見えないから、
実は自分は大勢の方のそれの上ににアグラをかいて描かせてもらっているのを知っています。
もう少し待ってて。急ぐから。
誰に言ってるのかわからないけど( ̄▽ ̄)まあ、待ってて。

KAORIKO
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posted by kaoriko   2018年08月22日02:02 | 日記

こんな浮世には本気がイイ!

龍図の練習ひたすら。
初の墨絵。
これで行こう!と朝まで描いてやっと決めたのに、寝て起きると納得いかず、また描き直し。
なんてことを繰り返し、仮眠しても落ち着かずすぐ起きる。

夕方、20年来の友人が彼女ができたから紹介したいというので待ち合わせ。
昔、私の担当するバンドのドラムローディをしてくれていたI君。
私をババア呼ばわりしながらも、なんだかんだと慕ってくれてるようで、弟のような存在。
都内に住んでいるのですが、今週何回も「今から横浜に彼女連れて行くから!」と電話がくる。
その度に私は横浜におらず、すれ違い。
そんなに紹介したいのか!よっぽど惚れたな。( ̄▽ ̄)

彼女と一緒のI君は照れながらも幸せそう。
なんと彼女のお母さんと私は歳が4つしか違わない。
もう娘だ。
彼女にしてみたら小姑にか姑に会うような気分だろうな・・・可哀想に。
どうか幸せになってください。意外と優しくしますよ、ワタシ。
友の本当に幸せそうな顔は、竜頭でパンパンな心を和らげてくれましたよ。

タイ料理を食べさせてあげようとしたけどJ'sSTOREは相変わらずの大人気で満卓。
アジアンダイニングは謎のインド人集団が踊り狂って入れず。
久々に串揚げ「鈴」
初代オーナー夫婦とは今でも交流がありますが、今は他の仕事に就き、
一緒に開店した相棒さんが一生懸命作ってます。
リーズナブルで、美味しい。
串揚げはあまり食べないけど、ここの串揚げ、ツマミは本当に美味しい。
素材がいいのか、しいたけやアスパラ、レンコン、野菜嫌いでも食べれます。カマンベール揚げも最高。
油っこくないし、塩で食べるので胃もたれしません。
カツ丼¥500も美味しいですよ。

日ノ出町で待ち合わせしたのですが、関内駅の方が帰りやすいかと、
案内したら、野球帰りの人でごった返しまくり。
「ババア、ちゃんとタイミングはかれよ!日の出町でよかったじゃねえかよ!」
なんて文句をいいながらも、
手を振り笑顔で帰る二人は幸せそうでした。
一人帰る伊勢佐木モール。ドンキにて日用品を買い、業務スーパーで食料買い出し、重くて死にそう。
そんな私も幸せだぞ。

秋風心地よく、空には大きな半月。風も乾いていて気持ちよし。
最高の龍頭を描くべく早足になる。
朝日が昇る頃には完成してるかな。

KAORIKO
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posted by kaoriko   2018年08月20日04:21 | 日記

私は人情泥棒の嫁

義父の誕生日のお祝いに川崎へ。
5月母の日、6月父の日、7月義母の誕生日、8月義父の誕生日と
春から夏にかけて親戚が一同に介す機会が多くなります。

一人っ子で親戚づきあいも殆ど無く、家族団らんもないまま育ったので、
大勢で食事をし、何するでもなくテレビを見る・・・という雰囲気が味わえるのはありがたい。
「実家だと思っていいのよ」という義母の言葉に甘え続け、
ひたすら食べて、何もしない嫁です。
義兄に息子が生まれ・・・甥っ子というのができて、これもまた不思議な感覚。
1歳になる甥っ子は可愛いけど、
人間できていない私は、子育てがとても辛く、修行の日々だったので、
子育てを終えた今にひたすら安堵。
兄嫁が少しでも苦労なく子育てできればいいな〜と思う。

義母と初めて二人で会った時・・・言わば嫁としてどうか・・・という試験みたいなものでしょうか。
かなり年上、しかも子連れ。バツイチ。
反対されるのは覚悟の上、嫌われるのも覚悟の上。
実家に一人で行き、義母の作った料理を二人で食べる。
私の母が日本食を作らなく、お味噌汁は殆ど食卓に上がらなかったし、
18歳から自炊をしてたので、
料理上手の義母の和食があまりにも美味しくて、
「おかわりしていいのよ」という半分社交辞令に
「マジっすか?!」って感じで
全部平らげ、ご飯もお味噌汁もおかわりしまくる。
「デザート食べる?」
「食べま〜す!」( ̄▽ ̄)
「コーヒー飲む?」
「飲みま〜す!」( ̄▽ ̄)

あまりの食べっぷりの良さに、
「やだ〜、こんなに美味しそうに全部食べてくれると、嫌いになれないじゃない。困った困った」
と苦笑いしてたっけ。

あれから十数年。
相変わらず今回も満腹なのにデザートは別腹!と大好きな義母お手製の杏仁豆腐を食べ、
持って帰りたいとタッパーごといただき、
ついでに作ってもらったホタテご飯もたっぷり持って帰り、
全員アイスコーヒーでいいって言ってるのに、
「私はホットコーヒー!」と手間をかけさせる。
それでも嫌な顔せず出してくれて、
甥っ子がいるから禁煙状態なのですが、
「カオリコ、一服してきな」と気を利かせてくれる。
本当にありがたい。

家族の結束、みたいなものとは無縁できたので、
うまく動きがとれなく、嫁というよりカオリコのまんまで不器用に接しておりますが、
この風景は去勢の砦。
そして無いと思ってった自分の唯一の頼りなき根っこ。
深く感謝しつつも、帰途につきながら大きなスイッチ切り替えをするのでした。

今回描く龍は自分の化身。
どんな顔に仕上がるか、怖くも楽しみ。情けない顔だけにはせぬように、
これから戦いの神様を招致しようと思います。

KAORIKO
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posted by kaoriko   2018年08月19日02:39 | 日記

背徳の画家と呼んでおくれ

今秋谷中にて展示をするにあたり、掛け軸初挑戦。
和紙に絵を描いて掛け軸やさんにオーダーしに行き、配色や生地、レイアウトを細かく決めました。
ものすごい種類の無限の組み合わせの中から絵に合うパーツを決めるのは迷いに迷う。
柱と言われる絵の周りは真っ赤にしました。
絵の上下、一文字と言われる場所は緑に金糸の唐草柄。
地はねずみ色。軸木は一文字に合わせて瑪瑙のような緑。
上海〜タイガーバーム〜っぽくしたかったのです。
描いた曼珠沙華(彼岸花)がひきたつように、なるべく同じ赤を選びました。

でも出来上がりは未知・・・完成の知らせを受け、相棒のハルタ君とドキドキしながら引取りに。
想像通りに美しく仕上がりました。
モノクロ、渋めのハルタ君の作品と、まさに上海の私の作品。対極で良い。

出来立ての掛け軸を抱え、二人で展示会場となる谷中FireCafeheへ。
谷中を歩きつつ、途中ハルタ君の知人の湿板寫眞館、滝氏のレコーディングや今回の舞台のリハ場所となるスタジオ、近くの古本屋さん等、チラシ配りは続く。

FireCafeにて店長さんとレイアウトの話や、雑談したりしながら、
日々近づく展示にまた焦り始めるのでした。

谷中霊園を抜け、徳川慶喜のお墓を横目で見ながら、
日暮里の友人が営むジャズバーにチラシを置き、気がつけば1000枚刷ったチラシも残りわずか。
大勢の人が来ますように。

龍に初挑戦。散々迷った挙句、和紙に墨で決定。
龍なんて描いたことないから、珍しく練習。ひたすら練習。
和紙にドーサ液という滲み防止の液体を塗るのですが、それだけで緊張。
前回より上手に液が引けました。
新しい挑戦は身震いがします。
でも見る人には、初めての挑戦だから・・・なんて言い訳できない。

やりたい事、描きたいモノは沢山ありすぎて、毎回挑戦してるから、
焦点が広すぎる、一つのモノに特化して描かないと売れない、何がやりたいのかわからない・・云々
言われますが、
私が描いてるのは命があり、動いているものです。
花瓶に生けてある花でなく、風に揺れる花。
標本のような魚でなく、泳ぐ魚。
椅子に座る人物でなく、5分後には笑いだしそうな、涙を流しそうな、歌いだしそうな男や女。
生命の動きの一瞬を切り取ったような絵を描いているし、描いていきたいのです。

あ、じゃあ肖像画は描いてくれないのね・・・と思うなかれ!
描きます!だって偉そうなこと言ってもポリシー無いもん( ̄▽ ̄)ちょっと芸術家ぶりたかったの。
喜んでくれるならなんだって描きますよ。
仕事ですから。生活かかってますから。
すっごく有名になったら
「あ〜わたしィ〜動きのある生命しか描けないのよね〜」って桃井かおり口調で言ってやる!
そしてそれでもこっそり肖像画とかトリックアート描いちゃったりして
「矛盾だらけじゃねえかアイツ!」って後ろ指さされる画家。不健全でいいなあ。

KAORIKO
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posted by kaoriko   2018年08月18日04:41 | 日記

散歩する逃亡者〜後編 日本橋/神田川編

ホテルの朝食ビュッフェ、アホかと言うほど食べまくる。
洋食も和食も豊富に有り、デザート、ドリンク、目移りしつつ、炎天下の中に飛び出していく準備と称し。

ホテルの傍の増上寺は何度も足を運んでいるお寺。
徳川家霊廟。埋葬されているのは、二代秀忠、五代将軍兄弟の綱重、六代家宣、七代家継、九代家重、十二代家慶、十四代家茂の6人の将軍の他、正室、側室等、上野の寛永寺と家康が眠る日光東照宮でほとんどの徳川家の墓が揃うのです。
十五代慶喜の墓は谷中霊園。ここも行っちゃったけどこの話は明日。
中に入るのは拝観料が500円かかるのですが、以前見たのでスルー。

増上寺はまさに盂蘭盆会(うらぼんえ)の真っ只中。
でも暑いので早々に退散。

大門の通りをさかのぼり、浜松町駅の世界産業貿易センター最上階。40Fの展望フロアー。
ここは静かで、安くて(620円)椅子も沢山、贅沢な空間で360°東京が見れます。
いい天気だったので、美しい東京の空を満喫。
東京タワーとスカイツリーが見れるのも素敵です。
何より、羽田に着陸する飛行機の大きな機影が、飛行機好きの私にはたまりません。

日本橋に移動して、三越。
金魚ブームにあやかり日本橋は金魚だらけ。
私はライオンの方が好きだ。
日本橋三越は私の祖母の家が呉服屋で、三越に着物を卸してたんだって。
大好きな讃岐うどん「ほし野」にて昼食。よく食べる。

COREDO室町を覗いたあとは、
さあ、神田川クルーズ90分!日本橋、麒麟の像の下から出発。
黒柳徹子のように早口でしゃべり続けるガイドのおばあちゃん。
今の東京に残る江戸の話を沢山してくれました。
今だに残る江戸城の石垣。
土地の名前の由来。
赤穂浪士たちが通った水門。
北斎や広重が描いた場所。
橋の下からじゃないと見えない戦争の銃弾後。
関東大震災の火災でケロイド状になった橋の跡。
いつも乗ってる中央線を神田川から見上げる。
言わば、江戸城のお堀を平成の今外人の観光客たちと船に乗って歴史をなぞってるのでした。
50を超える橋の下を通りました。
100年以上前の橋から、今作ってる橋まで。
当たり前だけど、江戸は本当にあったんだな〜。
隅田川に抜けてまた日本橋に、あっと言う間の90分。2500円。奥さん、お得ですよ。

なぜこんなに江戸と東京を重ねたがるのか、自分でもわかりませんが、
世田谷に住み、呉服屋を営んでた祖母の実家。更にその前は絵描きをやっていたご先祖。
ずっと江戸で生きていたらしいので、
何か途絶えさせてはいけない気がするのでしょうか?
祖母の残した着物や和紙を使い、和柄にこだわって絵を描いてる私は
そう教育されたわけではないのです。
お盆に江戸を徘徊してるのはご先祖様の仕業か・・・。

終戦記念日、橋の下からもわかるくらい機動隊と装甲車。
以前日光の御用邸では玉音放送の時間にサイレンが鳴り黙祷しました。

今の政治に満足してるわけじゃないけど、
いつかきっと、外国と行き来ができる日が来るのではないか、とか
いつかきっと、明日が当たり前に来て、お腹いっぱいご飯が食べられる平和な日が来るように、とか、
戦争で家族が引き裂かれる事のない日がくるように、とか、
多くの日本人が未来に希望を託して嘆きながら死んでったと思うと、
「机さん机さん、私は何を描こうか?」
と間抜け顔の私はなんと幸せか。

日本橋の奈良県アンテナショップで柿のカキ氷食べて、
夕暮れの金魚だらけの街を抜けて、
花火大会に向かう群衆にもみくちゃにされながら、
いつもの京急に乗り、多摩川、鶴見川を渡り、戻ってきた黄金町は都内より涼しかった。
休日おしまい。
戻ってきた亡き大事な人たち、ナスに乗って帰ったかな?
私はこっちの世界〜この階級無き平和な日本で、
出番を待っている。
お仕事頑張ろう。

KAORIKO
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posted by kaoriko   2018年08月17日02:29 | 日記